目次
— 初のフルマラソンに挑戦して
おかげさまで当社は 設立30周年という大きな区切りを迎えることができました。
この節目の年をどう過ごすのか――そう考えたとき、私の頭に浮かんだのは事は?
それは、フルマラソンに挑戦するという決意です。

■ まだまだやれる。五体満足なんだから
64歳になり、孫も3人。
体力の衰えを感じる日もありますが、ふと自分に言い聞かせた言葉があります。
「まだまだ、その気になれば五体満足なんだからできるはずだ」
30周年の節目を迎えた会社と同じように、私自身ももう一度ギアを入れ直したい。
そんな思いで、フルマラソン挑戦を決めました。
そしてある日、みんなの前でこう宣言しました。
「フルマラソン挑戦!」
笑う人も、驚く人もいましたが、宣言した以上は後戻りできません。
■ 少しずつトレーニングを開始
そこから、仕事終わりや早朝に少しずつトレーニングを積みました。
最初は少し走っただけでも息が切れ、
「これは無謀な決意をしてしまったか?」
と後悔したことも正直あります。
しかし、毎日少しずつ走るうちに、距離も体力も伸び、
気づけば「本番」が近づいてきました。
■ ウケ狙いで“初マラソンビブス”も制作
どうせなら楽しもう――そう思い、
初マラソンの記念として 自作のビブス を作成。

ウケ狙いのデザイン(職業柄、ついこういうところにこだわってしまいますね)で、
当日スタッフやランナーの方にも声をかけてもらえて、
緊張がほぐれたのを覚えています。
■ 苦しさより「痛さ」との戦い
迎えた本番。
走ってみて一番つらかったのは、苦しさよりも “痛さ” でした。
中間点を過ぎる頃、右膝や足先が悲鳴を上げ、
一歩踏み出すたびに「イタッ」と心の中で叫んでいました。
それでも止まりながらも前へ進み続け、
なんとか 完走 することができました。
■ 目標タイムには…届かず
結果として完走はできたものの、
残念ながら 目標タイムには30分届かず。
悔しい気持ちで「このままでは終われない」
■ 次走は「鹿児島マラソン」へ
そして次なる挑戦を決めました。
2026年3月1日の鹿児島マラソン。
そのために、今年の 12月1日から再びトレーニングを開始 しました。
この挑戦を通して、
「年齢はただの数字」「区切りは終わりではなく始まり」
ということを改めて実感しています。
会社も同じです。
30周年はひとつの区切りですが、ここからが新しいスタート。
皆さまからのご愛顧に感謝しつつ、
これからも“走り続ける会社”でありたいと思っております。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。