お店の前を通ると、風に揺れて「ランチやってます」「セール実施中」と呼びかけてくるカラフルなのぼり旗。どんなお店でも一度は見たことがありますよね。
のぼり旗は、低コストで集客効果を発揮する販促ツールとして、いまも根強い人気があります。実は作り方や設置の仕方を工夫するだけで、効果は何倍にもアップするんです!
今回は、「のぼり旗とは?」から始まり、作り方・設置場所の注意・効果的な使い方・寿命・料金まで、販促担当者や店舗オーナーに役立つ内容を詳しくまとめました。

目次
◆のぼり旗とは?
のぼり旗(のぼりばた)は、宣伝や案内・集客のために使う縦長の旗です。ポールに取り付けて風になびかせ、通行人の目を引くのが目的。もともとは戦国時代に「家紋」や「旗印」を掲げたことが起源といわれています。
それが商業に転用され、今ではスーパー、飲食店、イベント会場、住宅展示場などあらゆるシーンで活用されています。特に日本では、「動く広告」「風に乗る看板」として一目で内容を伝える販促手段として定着しています。
◆のぼり旗の作り方と素材選び
① デザインを考える
目的を明確にしてデザインを決めましょう。「期間限定セール」「オープン記念」「○○フェア開催中」など、一目でわかるキャッチコピーがポイントです。背景色と文字色のコントラストも重要。赤・黄・青・黒など、遠くからでもはっきり読める配色を意識します。
フォントは太字・角ゴシック系が定番です。
② 生地を選ぶ
のぼり旗の印象や耐久性を左右するのが「生地選び」。記事や特徴、用途など一部ご紹介します。
●ポンジ(テトロンポンジ):軽く、最も一般的。コスパ◎/屋外・短期利用
●トロピカル:少し厚めで発色良し/中期利用
●ツイル:高級感あり。屋内展示にも◎/屋内・イベント用
ポンジは風になびきやすく、のぼりらしい軽快さがあります。一方で、長期設置ならトロピカル以上を選ぶと耐久性がアップします。
③ 印刷・加工
のぼり旗は「昇華転写印刷」という方法で作られることが多く、裏まで色がしっかり染み込むのが特徴。写真やグラデーションも表現でき、フルカラーデザインが可能です。
縫製は四方をミシン掛けし、左側に「チチ(白い輪っか)」を付けてポールに通します。耐久性を重視するなら、チチ部分の補強を依頼するのもおすすめ。
◆設置に必要なものと組み立て方
のぼり旗の設置には以下のアイテムが必要です。
・のぼりポール(伸縮式が主流)
・のぼり台(注水スタンド)
・ポールキャップ(抜け防止)
組み立てはとても簡単で、チチ(旗をポールにつける為の輪っか状(筒状)の部分。主に上部と左右どちらかについてます)にポールを通し、スタンドに差し込むだけ。電源不要・工具不要で誰でも設置可能です。
◆設置場所の注意点
のぼり旗は「どこに置くか」で効果が大きく変わります。設置場所を間違えると、せっかくのデザインも台無しに…。
- 通行人の目線に入る位置へ:歩道や駐車場など、人の流れに対して垂直に立てると効果的。風になびくことで自然に視線が集まります。ただし、歩行や車の邪魔にならない位置に設置しましょう。特に道路際では交通の妨げや視界の妨害にならないよう注意が必要です。
- 建物の入口・目印となる場所に設置:お店の入口や看板の近くに立てると、誘導効果がアップします。のぼりが数枚並んでいるだけで、「営業中」「やってる感」がぐっと増します。
- 風通しの良い場所を選ぶ:のぼりは風に揺れることで注目を集めます。風が全く通らない場所だと存在感が半減。逆に強風地帯では、チチが破れやすいので台座の重りを増やしましょう。
- 夜間や悪天候時の扱いに注意:夜間や暴風雨のときは、一時的に屋内へ避難させましょう。強風でポールが倒れたり、旗が破損することがあります。また、長期間屋外に放置すると紫外線で色あせや生地の劣化が進むため、定期的な交換がポイントです。
◆のぼり旗が効果を発揮するタイミング
のぼり旗は「動きのある広告」なので、特に以下のような場面で効果を発揮します。
- 新店舗オープン・リニューアル時:開店直後は「お店の存在を知ってもらう」ことが最優先。のぼり旗を複数並べることで、一目で「新しいお店!」と伝わります。
- セール・キャンペーン期間:期間限定イベントやフェアでは、のぼり旗が即効性を発揮します。「タイムセール」「今だけ○○円OFF」など、短期集中型の訴求に最適。
- 飲食店のランチやテイクアウト案内:「ランチ営業中」「テイクアウトOK」など、日常利用のお客様への誘導効果が高いのが飲食店の特徴。通りすがりの人に「今食べられる」「気軽に入れる」印象を与えます。
- イベント・住宅展示場・フェス:広い会場では、のぼり旗が方向案内・ブース識別の役割を果たします。遠くからでも目立つため、迷子防止にもなります。
- 採用・キャンペーン・自治体PR:「スタッフ募集中」「地元○○フェア開催」など、地域密着型のアピールにもピッタリです。
◆のぼり旗の寿命・交換時期
のぼり旗の耐用年数は、日差しが強いと色あせやすい/雨風が多いとチチが破れやすい/屋内使用だと1年以上持つこともあるなど、使用環境によって変わりますが、一般的に 屋外で3〜6か月が目安です。
色落ちや汚れが目立ってきたら、早めに交換するのがおすすめです。常に新しいのぼりを立てることで、店舗の清潔感や活気を保てます。
◆のぼり旗を長持ちさせるコツ
●強風の日は屋内に避難:破損や倒壊を防ぎます。
●濡れたまま放置しない:雨に濡れたら乾かしてから収納。カビや臭いを防ぎます。
●使わない時は軽く畳んで保管:シワを防ぎ、次回も美しく使えます。
●チチ補強やポールの定期点検:風で緩んだ箇所を早めに修繕すると寿命が延びます。
◆サイズ・価格の目安
主なサイズと用途、価格帯(1枚)の主な目安。※依頼するお店によってサイズの種類や、素材、枚数、印刷方法によって価格に違いがございます。また、オリジナルで作る場合は、別途デザイン料がある場合がございます。
*のぼり
・600×1800mm(標準サイズ):約1,000~2,000円
・450×1500mm(小型スペース用):約800~1,500円
・900×2700mm(大型イベント用):約2,000~3,000円
*付属品の目安価格:アイテム、内容、価格の目安 ※依頼するお店によって価格に違いがございます。
・のぼりポール(伸縮式) 2~3段タイプ」約800~1,500円
・注水スタンド(10~16Lタイプ):約1,000~2,000円
・キャップ・補強部品(消耗品):約100~300円
※セット販売なら、旗+ポール+台座=3,000円前後で揃います。
◆まとめ:のぼり旗は「動く広告」であり「お店の顔」
のぼり旗は、ただ立てるだけの布ではありません。風に揺れ、人の目を引き、店舗の元気を伝える「動く広告」です。設置場所・タイミング・デザインを工夫すれば、小さな投資で大きな集客効果を発揮します。お店の前がなんとなく寂しい、イベントを
もっと盛り上げたい――そんな時こそ、のぼり旗の出番です。新しい風を呼び込み、お客様を笑顔で迎える“風のメッセージ”。あなたのお店にも、のぼり旗でちょっとした賑わいをプラスしてみませんか?