みなさんは「家族の日」「家族の週間」という記念日をご存じでしょうか?
11月といえば、紅葉や七五三、冬支度などの季節行事が多い時期ですが、実は 11月の第3日曜日は「家族の日」と定められており、その前後の1週間は「家族の週間」とされています。
この記念日は、2007年に内閣府が制定した比較的新しい取り組みです。目的は、核家族化やライフスタイルの多様化が進む現代社会の中で、改めて「家族の大切さ」や「家族と過ごす時間の意義」を
考えるきっかけをつくること。近年は「働き方改革」「ワークライフバランス」という言葉も一般化しましたが、土台にはやはり「家庭のつながり」があります。

「家族の日」が生まれた背景
少子化や共働き世帯の増加により、親子で過ごす時間が少なくなってきたことが課題視されました。特に子どもの健やかな成長には「家族とのふれあい」が欠かせません。そのため、国は 「親子で一緒に過ごす時間を増やすきっかけになる日をつくろう」 とし、
「家族の日」を設けました。日付が11月第3日曜日になった理由は、七五三や勤労感謝の日など、家族が集まりやすい行事と近いこと。また、12月になると年末行事で慌ただしくなるため、比較的落ち着いた11月中旬が選ばれたのです。
この日を中心に全国で講演会やフォーラム、地域ごとの交流イベントなどが開催され、「家族との絆」について考える機会が広がっています。
「家族の週間」とは?
「家族の日」だけでなく、その 前後1週間を『家族の週間』 と位置づけています。家庭や学校、地域で親子が一緒に活動できるイベントを推進する狙いがあり、全国の自治体やNPO、学校などが主体となって様々な企画を展開しています。
例えば、
・学校で「家族インタビュー」を課題にする
・地域センターで親子料理教室を開催
・児童館で「親子ふれあい運動会」
・図書館で「家族をテーマにした絵本特集」
など、家庭の枠を超えて地域ぐるみで「家族」を支える動きが出ているのです。
家族の日・家族の週間にできること
家庭ごとにできることは、シンプルです。
例えば、
・夕食を一緒に囲む
・休日に一緒に散歩する
・昔のアルバムを見ながら思い出話をする
・子どもと料理をつくる
・祖父母に電話をかける
などといった小さな時間の積み重ねが、子どもにとってはかけがえのない記憶になります。また、普段なかなか言葉にできない「ありがとう」を伝えるきっかけにもなります。
記念日やイベントがあると「口実」ができるので、家族間のコミュニケーションが取りやすくなるのです。
家族の日に合わせたノベルティの活用
企業や団体、地域イベントで「家族の日」にちなんだノベルティを用意すると、参加者にとても喜ばれます。特に親子や三世代で参加するイベントが多いため、 「世代を超えて使えるもの」や「家族で楽しめるもの」 が効果的です。
〜喜ばれるノベルティの例〜
- フォトフレーム・アルバム:家族の写真を飾ったり残したりできるアイテムは定番人気。シンプルで木製のものはインテリアになじみやすく、長く使ってもらえます。子どもが描いた絵を入れて飾るのも素敵ですね。
- 家族オリジナルカレンダー:壁掛けや卓上タイプに、家族で予定を書き込めるカレンダー。イベントで配布すれば、1年間ずっと存在感を発揮してくれます。カレンダーの下部に企業ロゴやメッセージを入れると宣伝効果も高いです。
- ペアマグカップ・タンブラー:「おそろい」で使えるグッズは家族に喜ばれます。シンプルなものなら夫婦で、かわいいキャラクターデザインなら親子で使いやすいです。名入れやロゴ印刷を加えるとオリジナリティが増します。
- エコバッグ・買い物バッグ:家族で買い物に行くシーンは多いもの。エコバッグは実用性抜群で、男女問わず喜ばれます。最近ではコンパクトに折りたためるタイプや保冷機能付きも人気です。
- 親子で使えるレジャーグッズ:ピクニックシート、ボードゲーム、シャボン玉セットなど「一緒に遊ぶ」きっかけをつくるノベルティは特におすすめ。
- メッセージカードやミニノート:「ありがとう」「大好き」と書いて渡せるメッセージカードや、家族日記を書けるミニノートも人気。手書きで気持ちを伝える温かさをサポートします。
ノベルティ選びのポイント
「家族の日」「家族の週間」向けのノベルティを考える際には、以下の点を意識するとよいでしょう。
●世代を超えて楽しめるか:祖父母から子どもまで使えるものは価値が高いです。
●家族の会話や思い出づくりにつながるか:写真、料理、ゲームなど共通の体験を生み出すアイテムは好まれます。
●日常生活で役立つか:普段から使える実用品であれば、企業や団体の印象も長く残ります。
●サイズや持ち帰りやすさ:イベント配布ではコンパクトさも大切。
まとめ
「家族の日」「家族の週間」は、まだ認知度はそれほど高くありませんが、実はとても意義のある記念日です。忙しい毎日の中で、改めて「家族っていいな」と感じられるきっかけになる日。
イベントや職場、学校、地域でこのテーマを取り入れることで、人と人とのつながりがより温かくなるでしょう。そして、ちょっとしたノベルティを添えることで、その思い出が形として残り、参加者にとって忘れられないひとときになります。
この11月は、ぜひみなさんも 「家族の日」らしい過ごし方 を意識してみませんか?きっと、いつもより笑顔が増える1日になるはずです。