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9月29日は「来る福の日」― 幸せを呼び込む特別な日

みなさんは「来る福の日」という記念日をご存じでしょうか?
9月29日は語呂合わせで「く(9)るふ(2)く(9)」=「来る福」と読めることから制定された、ちょっと縁起のいい日です。日本には昔から「福」という言葉に親しみを感じる文化があります。
たとえば「福を招く」「福を分け合う」「福笑い」など、日常の中でも自然に使う言葉ですよね。そんな「福」を意識する日があると、なんとなく気持ちが明るくなり、日々の生活にも前向きな
エネルギーが生まれます。この記事では、「来る福の日」の由来や楽しみ方、企業やお店にとっての販促アイデア、そしておすすめのノベルティグッズまで、たっぷりご紹介します。

◆ 「来る福の日」の由来

「来る福の日」は、語呂合わせの記念日として比較的新しいものですが、背景には日本人が古来から持つ「福文化」があります。日本の文化では「福=幸運や繁栄」を意味し、節分の「鬼は外、福は内」や「福豆」「福袋」など、節目や季節ごとに“福を招く”習慣が
あります。特に商売の世界では「商売繁盛」「千客万来」といった言葉とともに、福を願う風習が根付いています。その流れの中で、9月29日を「来る福」と読み替えることで、「幸運がやってくる日」として広まってきたのです。

◆ 福を呼び込む楽しみ方

では、せっかくの「来る福の日」、どのように過ごすとよいのでしょうか?
●福を分け合う贈り物:大切な人にちょっとしたお菓子や贈り物を渡すのも素敵です。「今日は来る福の日だから」と一言添えると、気持ちも和みます。(「福豆入りおにぎり」や「招き猫クッキー」など)
●縁起の良い食べ物を味わう:「鯛(めでたい)」「お赤飯」「福豆」など、縁起物の食事を楽しむのもおすすめです。最近では“開運スイーツ”として、招き猫やだるまをモチーフにした和菓子も人気があります。
●開運スポットを訪れる:神社やお寺など、「福」にまつわる場所にお参りするのもこの日の過ごし方。特に七福神を祀るお寺や、招き猫で有名な愛知県の「招き猫ミュージアム」なども注目されています。
●ポジティブな言葉を口にする:「ありがとう」「うれしい」「楽しい」といった前向きな言葉は、自分にも相手にも幸せを運ぶ力があります。来る福の日には意識して笑顔で過ごすのがぴったりです。

◆ 福を招く食べ物いろいろ

  • 鯛(たい):「めでたい」の語呂合わせから、お祝いごとや福を呼ぶ食卓には欠かせない魚。尾頭付きの鯛は特に縁起が良いとされます。
  • 昆布:「よろこぶ」に通じることから、おせち料理でも定番。昆布巻きやだし昆布など、健康長寿や繁栄を願う縁起物です。
  • 豆:「まめ(健康で勤勉)」につながり、福豆・煎り大豆は“魔除け”や“福を呼ぶ”象徴。大豆製品全般も縁起が良いとされます。
  • もち:伸びる・膨らむことから「運が伸びる」「財産が増える」象徴。紅白餅や草餅などは特に吉とされます。
  • 栗:「勝ち栗」とも呼ばれ、武士の出陣祝いに使われてきた食材。今の季節(秋)にぴったりの縁起物です。
  • れんこん:穴があいていることから「先を見通す」とされる縁起食材。おせちだけでなく普段の料理でも人気。
  • 海老:「腰が曲がるまで長生き」との意味で長寿祈願。赤い色も魔除けとして縁起が良いとされています。
  • お寿司:「寿を司る」と書く寿司は、福を運ぶ食べ物として定番。巻き寿司は「福を巻き込む」という意味も込められています。
  • 赤飯:ハレの日の食べ物。赤色は邪気を払う色とされ、福を呼び寄せる力があるといわれます。
  • だいこん:「大きな根を張る」ことから、家運隆盛・安定の象徴。白く清浄なイメージも縁起が良いとされます。
  • その他、季節に合わせるともっと吉!秋の「栗ご飯」「松茸ご飯」は、福を呼ぶ旬の味。

◆ 福を招く植物いろいろ

  • 松(まつ):常緑樹で一年中青々と茂ることから、不老長寿・繁栄の象徴。お正月飾りや祝いの席で必ず使われる吉祥の植物です。
  • 竹(たけ):まっすぐ成長し、折れてもすぐに芽を出す生命力から「成長」「繁栄」「しなやかさ」の象徴。商売繁盛の縁起植物として有名です。
  • 梅(うめ):寒さに耐えて花を咲かせるため「忍耐」「繁栄」のシンボル。厄除け・開運の意味もあり、門松や正月飾りに添えられる定番です。
    ※松竹梅のセットはまさに福を呼ぶ代表格ですね。
  • 南天(なんてん):「難を転じて福となす」という語呂合わせから、厄除けや開運の象徴。赤い実も華やかで縁起が良い植物です。
  • 万両・千両・百両:赤い実がなることから「お金が増える」「家が栄える」とされる縁起植物。特に正月飾りや贈り物に喜ばれます。
  • ギンヨウセンネンボク(“開運竹”ラッキーバンブー):中国の風水でも人気。玄関や仕事場に置くと金運・仕事運が上がるといわれています。
  • クローバー(四つ葉):幸運を呼ぶ植物として世界中で愛される定番。葉っぱの形もハート型で可愛らしく、ノベルティのデザインにも向いています。
  • 松ぼっくりや稲穂:実りを象徴する植物。稲穂は五穀豊穣・繁栄の象徴として、神社のお守りやしめ縄に使われています。
  • 蓮(はす):仏教では極楽浄土を象徴する神聖な花。「清らかに咲く」「厄を祓い幸せを招く」植物として知られています。
  • ●椿(つばき):冬から春にかけて花を咲かせることから「生命力」「繁栄」のシンボル。特に赤椿は縁起が良いとされます。

◆ 企業・店舗にとっての「来る福の日」

最近では、記念日を活用したマーケティングが注目されています。「肉の日」「パンの日」「猫の日」など、毎月・毎年のイベントにあわせてキャンペーンを打ち出す企業も増えました。
9月29日の「来る福の日」も、その流れでうまく販促に取り入れられる記念日です。

例えば――

  • 「福袋キャンペーン」:新年だけでなく、9月29日に小さな福袋を用意し、お得感を演出する。
  • 「来る福セール」:「幸運がやってくる!」をキャッチコピーに割引や特典をつける。
  • 「抽選イベント」:お買い上げ金額に応じて、くじ引きやガチャガチャで“福”を引き当ててもらう。
  • 「招き猫やだるまモチーフの商品展開」:雑貨やスイーツなどに福モチーフをプラスすると、来る福の日らしさが増します。

◆ 来る福の日におすすめのノベルティ

記念日とノベルティは相性抜群です。来る福の日に合わせたオリジナルグッズを配布すれば、お客様に「幸せを持ち帰ってもらう」体験を提供できます。
特におすすめのノベルティは以下の通りです。

  • 招き猫グッズ:ミニタオル、キーホルダー、エコバッグなど。招き猫は「福を呼ぶ」として幅広い層に人気があります。
  • だるまグッズ:合格祈願や目標達成の縁起物としても知られるだるま。文具や小物は老若男女に喜ばれます。
  • 開運お菓子:クッキーやキャンディに「福」の文字をプリントしたものや、縁起の良い紅白カラーのお菓子。
  • 「福」の文字入り文具:ボールペン、メモ帳、付箋など、日常使いできるアイテムに「福」や「来る福」のロゴを入れると印象的です。
  • おみくじ付きグッズ:「今日の運勢」や「小さな開運メッセージ」がついたカードやシールをノベルティ化するのも面白いアイデアです。
  • 南天や万両の実をあしらった和柄グッズ:クリアファイル・手ぬぐいなど
  • 四つ葉クローバーのマーク入り雑貨:ボールペン、メモ帳、キーホルダーなど
  • 松竹梅モチーフのお菓子セット:小袋に「来る福」の文字をプリントしたものなど
  • ラッキーバンブーの小鉢:企業ロゴ入りタグ付きで来店プレゼントにおすすめ

◆ SNSと連動した福企画

近年はSNSとの連動が販促のカギです。例えば、来る福の日には以下のようなキャンペーンが考えられます。
「#来る福チャレンジ」:幸せを感じた瞬間やラッキーな出来事を投稿してもらう。抽選でノベルティをプレゼント。
「福を呼ぶ写真コンテスト」:招き猫や縁起物と一緒に撮った写真をシェアしてもらい、最優秀賞に景品を贈る。
「来る福クーポン」:SNSでフォロー&リポストすると、店舗やECサイトで使える割引クーポンがもらえる。

◆ まとめ

9月29日の「来る福の日」は、語呂合わせから生まれたユニークな記念日ですが、日本人にとって身近な「福」というテーマのおかげで、多くの人に親しまれやすい日でもあります。
家庭では縁起物を食べたり、贈り物を交わしたりして福を分け合い、企業や店舗にとっては「来る福キャンペーン」やノベルティ展開でお客様に笑顔を届けるチャンスです。
小さな工夫で「福」を感じてもらえれば、お客様の心に温かい印象を残せるはずです。今年の9月29日は、ぜひ「来る福の日」を意識して、幸せをシェアしてみませんか?